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(株)志多組〜名門建設会社の破たん(後編)
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(株)志多組〜名門建設会社の破たん(後編)この記事は週3回(地区によっては週1回)郵送でお届けする企業情報紙「東経情報」から抜粋したものです。東経情報についてはこちら>>> 公共工事の減少を、分譲マンション建築請負で受注を伸ばしたが、そのビジネスモデルが崩壊毎月開催している鹿児島支社情報会では、昨年の11月以降、(株)志多組の問題点や近況を発表し、6月10日、7月10日の特別情報でも注目企業として問題を報告してきた。 昨年11月の情報会では、財務内容の問題と分譲マンション受注に集中させた形態の指摘。関連会社・(株)志多不動産開発が手がける「北宮崎ニュータウン湘桜台」の分譲団地の販売の長期化で、同社へ多額の貸付金が発生していた事と、会社法上の大会社(負債総額200億円以上、又は資本金5億円以上)となった場合、減損会計の導入で大きく財務内容が劣化する恐れがある点など。同19年6月期の負債総額が199億5,000万円で、実質的には負債総額200億円超の財務内容であったため、その部分を中心に情報会で解説した。 5月の(株)多々良(熊本市、負債総額53億円)、6月の丸栄建設(株)(鹿児島県鹿屋市、負債総額84億円)、そして、今回の(株)志多組の民事再生手続開始の申し立てによる自主再建の断念。各社に共通することは、近年、右肩上がりで売り上げを伸ばしていたこと。建設業界において各社が、受注確保に苦慮しているなか、受注を伸ばすためにはよほどの営業努力が必要だ・・・。勿論、すべての売り上げを伸ばしている建設会社には当てはまらないが、3社とも同様に売り上げを伸ばしてきたなかでの行き詰まりであり、自転車操業的な資金繰りに陥っていたため、売り上げ重視の経営を余儀なくされていたのではとも感じさせられる部分がある。「急成長は本物なのか?」これを見極める分析力が必要となってきた。(了) 前編はこちらをクリック。 |
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