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 トップ > 警鐘 >  冷凍餃子問題の余波 “JT・日清・加ト吉” 〜 冷凍食品連合から日清食品(株)が離脱へ
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冷凍餃子問題の余波 “JT・日清・加ト吉” 〜 冷凍食品連合から日清食品(株)が離脱へ


この記事は週3回(地区によっては週1回)郵送でお届けする企業情報紙「東経情報」から抜粋したものです。東経情報についてはこちら>>>

 広島支社特別情報(H19.11.26付)にて日本たばこ産業(株)(たばこ事業、他)による(株)加ト吉(冷凍食品製造)へのTOB、日清食品(株)(即席めん)を含めた3社での冷凍食品事業の統合を既報していたが、平成20年2月6日、日清食品(株)による冷凍食品事業統合の解消を正式発表した。

■3社の温度差は

 日本たばこ産業(株)の子会社であるジェイティフーズ(株)が輸入販売していた中国製ギョーザが原因とみられる健康被害が発覚し、同じ工場で製造されたものも含めて冷凍食品23品目の自主回収に乗り出したのが1月30日。加ト吉(株)も同日18品目の自主回収(後日2品目を追加)を発表。自主回収の動きは同工場で製造を行っていた大手食品メーカーや取り扱うスーパーなどにも瞬く間に広がる一方で、日清食品(株)については同工場とは直接・間接を含めて取引はなく、取扱製品の安全性に問題ないと発表し、今回の問題に対する対応は、日本たばこ産業(株)及び(株)加ト吉と日清食品(株)の間で大きく分かれていた。

■終焉に至った経緯

 このような中でも、2月4日時点では日清食品(株)から(株)加ト吉への3月11日付での出向人事を発表するなど、ギリギリまで事業統合は既定路線だった模様であったが、今回の統合解消に絡んでわずか2日で出向人事も取り止め。食品業界再編の“台風の目”になると目された3社連合は冷凍食品問題発覚から1週間の短期間で出発を前に終焉を迎えることとなった。 元々は、子会社による循環取引の発覚から端を発した(株)加ト吉を中心とする再編機運。日本たばこ産業(株)による(株)加ト吉へのTOBは既に成立しており、早い段階での100%子会社化を予定しているとのコメントで、ある意味当初に噂されていた状態に回帰した格好といえる。

■国内最大となる冷凍食品事業が

 日清食品(株)は、解消の原因を食の安全性に対する認識としており、これが両社の今後の食品事業にどのような結果をもたらすのか注目しておく必要があるが、株式市場の評価は離脱を決定した日清食品(株)に最も厳しいという結果になっている。

 
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