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経済動向及び倒産状況平成19年をふり返って(熊本地区1)


この記事は週3回(地区によっては週1回)郵送でお届けする企業情報紙「東経情報」から抜粋したものです。東経情報についてはこちら>>>

【熊本地区】

熊本ファミリー銀行〜不良債権問題と決別

4月、熊本ファミリー銀行が福岡銀行と経営統合し、両行の共同持ち株会社「ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)」が誕生した。この経営統合に先駆け、平成18年5月に「業務・資本提携に関する基本合意」を両行で締結、福岡銀行が熊本ファミリー銀行に注入された公的資金300億円を肩代わりしていた。また経営統合を待たず、熊本ファミリー銀行は“地銀の中でも極めて保守的とされる”福岡銀行の自己査定基準及び貸倒償却・引当基準を平成18年6月末基準の自己査定から採用。これにともない不良債権処理額は大きく膨張し、平成18年9月中間で572億円の追加引当処理を実施、517億円の経常損失となり、新たに福岡銀行から約350億円の資本支援を受けた。福岡銀行主導によって生まれ変わった熊本ファミリー銀行だが、ある意味、不良債権問題に悩まされ続けていた実状も浮き彫りとなった。いわば淘汰されるべき企業が滞留していた、ということでもあろう。この良縁で、ようやく熊本ファミリー銀行は「不良債権問題」と決別することができたが、果たして、FFGがどういった形で熊本に貢献してくれるのか、昨年以上に今年も関心が集まりそうだ。

 
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