2008/2/5
経済動向及び倒産状況平成19年をふり返って(福岡地区1) この記事は週3回(地区によっては週1回)郵送でお届けする企業情報紙「東経情報」から抜粋したものです。東経情報についてはこちら>>>
【福岡地区】 都築学園前総長逮捕で 〜天神再開発事業一気に加速へ!!福岡市に本社を置き、(学)都築学園都築学園をはじめとする9つの学校法人と財団法人で、大学から幼稚園までを全国規模で運営構成している都築学園グループ。そのグループ前総長がグループ内の大学でエレベーターに女性職員を押し込んでわいせつ行為をしたとして、11月14日に強制わいせつ容疑で逮捕・起訴された。グループ内大半の学校では理事長、校長といった要職を都築一族が独占する同族色の強いグループで、過去には大幅な定員超過問題なども表面化したこともあった。地元福岡では福岡第一高校、第一薬科大学、第一経済大学(現福岡経済大学)を経営していることでも知られており、前総長はグループの独裁者ともいわれ、過去にもそのような行為で学内では問題となったこともあったようだが、種々の形で隠蔽を図ってきたという。この逮捕を受け学園では総長を解任、妻の都築 仁子氏を新総長とする新体制に移行した。 強制わいせつで前総長が逮捕されたことで学園自体の問題が表面化したことも注目すべきではあるが、同学園が所有する旧岩田屋新館、旧館不動産に一気に注目が集まっている。 平成11年に天神の一等地にある旧岩田屋本館を125億円、新館を80億円内外で買収したが、その後新館・旧舘ともに実質的には有効活用されないままになっていた。 その間大手不動産会社やファンドなどを含めて水面下では同学園の間で売却を含めた交渉が注目されると同時に、売却価格においても関係筋の間では様々な憶測が飛び交っていた。 この事件を機に、ようやく旧岩田屋不動産が動き始めた。今まで話が進まなかった不動産であったが、まずは旧岩田屋体育館が地元不動産会社への売却が決定。このことを発端に天神の一等地である旧岩田屋本館・新館にも早々に動きがあるのではないか注目が集まっている。旧岩田屋不動産売却が決まれば回りの新天町などを含めた天神地区再開発も一気に加速化に向けて動き出すのではないかともみられている。 きっかけはなんであろうとも九州の一等地の問題にようやく明かりが見えてきたといえそうだ。
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