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一番最後に倒産する組織になるために2

どんな大きなダムでも、針の穴一つ空いただけで崩壊する

これまで、千有余の企業・団体を訪問した経験則から気付いた事があります。それは、普遍的な職業とは人が困った時に役立つ職種だということです。人情話には弁護士、病気になったら医者、物故者が出れば葬儀社など、困りごとの支援に纏わる職業は安定しているものです。そのような類の職業を含め経営の本質とは何か、それは、どのようにお金を集めてどのように使うか、ただそれだけです。盛業のためには、何か特別な事をしなければいけないのでは?と考える方がいます。しかし、何も特別な事をする必要はありません。『当たり前のことを当たり前に、ただし、これを当たり前でないくらい継続してやるのみ』です。繁盛のしくみは至ってシンプルなものです。しかし、その方法を知らないから苦労する。知っていてもやらないから苦労する。ただこれだけです。

■売上=注文数×単価

■利益=売上−経費

利益をあげる為には、売り上げを上げて、経費を下げる。売り上げを上げる為には、注文数と単価を増やす。繁盛と縁遠い経営者は、このようなシンプルな考え方ができません。シンプルに考えれば、その答えもシンプルに出てくるものです。まずはこの2つの式に照らし、自社では、一体何が足りないのかを考えてみてください。客数が足りないのか?単価が低いのか?経費が掛かりすぎているのか?まずは、このような点を洗い出すことからはじめましょう。間違っても、焦りが高じて、砂漠で砂を売るような、北極でカキ氷を売るような、無理・無駄・ムラをコンクリートで固めるような、そんなことはしてはいけません。さて、本題です。前回に引き続き今回は、コラム2本立てです。

あなたが被告となる日

我が国も、いよいよ欧米的な訴訟社会の幕開けです。2004年4月1日より、即日結審の小額訴訟限度枠が30万円から60万円に、また、簡易裁判所の取扱い訴訟枠が90万円から140万 円へと引き上げられ、加えて、司法制度改革で10年後には全国の弁護士数が現在の10倍にもなると云われています。これは、訴訟に伴う収入印紙の売り上げ増による、新手の税徴施策と邪推することも出来、役人のしたたかな戦略が垣間見れます。(近畿圏地方検察庁・支部長検事との対談による)世間では、テレビのバラエティー番組で訴訟スタイルの番組が高視聴率を挙げ、弁護士がタレント化する始末。紛争解決の手段として正に、何人たりとも訴訟には無関心を装えないご時世になりつつあります。

小社クライアント様においても例外ではなく、原告・被告双方の立場による訴訟事案が多発しています。「顧問弁護士を代理人として選任したところが、打ち合わせもうまく進まず、元来勝てるはずの事案が納得行かない和解にて片付けられた」とは、よく聞く話です。例えば医者には、内科、胸部外科、脳外科、産科、小児科等、専門性があるのと同様に弁護士にも、離婚問題に精通している方、交通事故が得意な方、刑事事案に強い方など、専門があります。にも関わらず、不動産係争事案に交通事故の弁護士を立てても、これは例えるなら獣医に胃潰 瘍の診察に出向くがごとく、ムリがあるのは明白です。事実、まともな弁護活動をされずに高額な弁護費用を請求されるケースも散見されます。事案に応じ適切な代理人を選定する、これが肝要です。しかし、紛争解決の最終手段としての訴訟以前に、相手方への適切な内容での通知文や申し入れ書等の内容証明送達や、第三者を交えた話し合いで、訴訟にまで展開しないで済む可能性があるはずです。先ずこれを模索する方が時間的・金銭的・精神的負荷を圧縮できます。社内規定、業務手順を明文化し、記録様式フォーマットを作成する。さらに、社内文書に留まらず、契約書フォーマットを見直し、万一の際に法廷証拠として耐え得るかのクリーニングを弁護士に依頼する。つまり、守りを固めることが、経営の第一歩です。コンプライアンスに軸足を置いたマネジメントシステムの確立が求められます。

真夜中に書いたラブレターは、翌朝読めない・・・

風風ラーメン・桜吹雪が風に舞う・一麺亭を全国にフランチャイズ展開するリズム食品(本社‥福岡県北九州市)のオーナー会議に招聘された際にお話しした内容を一部抜粋し、同社のご厚意により公開します。過去に同社は、居酒屋赤いポストの村一番を育て上げた実績があり、その独自の接客スタイルと説得力ある味が受け入れられ、あのJR東日本から店舗指導要 請を受けるなど、衆目を浴びる業容にあります。以下、当該原稿はタイトルどおり真夜中に作成したものだけに、読むと気恥ずかしいものがあります。

演題

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる・・・笑顔とは、相手を知りたいとする意思表示。心を開いて相手にせまるということである。すると、相手も心を開いて、こちらにせまってくる。そこから心と心の交流がはじまる。心の交流に必要なもの、それは自分を信じることです。疑うよりも信じることのほうがチョッピリ素敵なことです。自分を疑い、自分で自分の限界を決めてしまわずに、自分を信じきること。そして笑顔で心を開くこと。全てはそこから始まります。会社から、そして社会から何をしてもらえるかを考える依存型人間 ではなく、会社に、社会に何を残せるかを考える積極的人間になることが必要。全スタッフが経営者感覚と起業家精神を持ち合わせ、店舗としてその集合体であれば完璧。(中略)

歳とともに、初めての経験が少なくなり、何かにつけて感動することも少なくなってきます。それと共に、熱い思いも徐々に薄れてくるものです。でも、鉄は熱を加えなければ延びないように、自分自身にも熱がなければ相手に熱を伝えて伸ばすことができません。つまり、他人を熱く感動させようとするなら、まず自分が熱い想い、すなわち感動をもたねばなりません。さて、みなさまそれぞれに、振り返られるだけの人生の歩みが進んだ今、ちょっとしたことに素直に感動できたあの頃を思い出すために、少しだけ時計の針を逆に回して、昔の記憶の糸をたどってみましょう。例えば、子供の頃、夢中になって昆虫を追いかけていたときのすがすがしい森の風を覚えていますか?誰もいない体育館の空気を覚えていますか?夏休みが終わったときの、久しぶりに再会した友達の変わりように驚いたことを覚えていますか?習字のときの、墨汁の香りは覚えていますか?遮光カーテンを引いた視聴覚室で見た映画は覚えていますか?学園祭の準備で遅くまで教室に残っていたときの、昼間の空気と違う教室の香りは覚えていますか 夏場、風に乗って香る花火の香りや蚊取り線香の香り、あんなに暑かった夏が、 いとおしく思える風薫る秋の景色、朝方まで飲み明かしたときの店から外に出たときのさわやかな風、台風接近の時の、なぜか気分を高揚させる生ぬるい風、目的地に到着し、飛行機から降りたときに感じる風に乗った土地土地独特の風の香り、12月31日紅白歌合戦終了直後、一瞬の静寂の後に鳴らされるお寺の鐘の音に包まれる独特の雰囲気、そうです。風と空気はその時々の思い出のしおりです。簡単なことに感動したあの時をどうか、忘れないで下さい。

(中略)そして、私たちはこの世に生を得た瞬間からすでに、ファイナルカウントダウンが始まっています。この世にいられるにも限りがあります。人生は、平等にお一人様一回限りですが、人生は、残念ながら必ず途中で終わるものです。しかも、若いときには時間を無駄に浪費しがちです。神は万人にひとしく24時間という時間を与えました。富める者にも、貧しき者にも平等に。過ぎ去った昨日の24時間は、もはや手にすることはできない。明日の24時間はまだ手にしていない。いま、手にしている今日の24時間を、どう有効に使うか。人生の勝負はここにある。人生は自分を知ることに他なりません。まだまだ自分をわかっていないはず。悔い無き生涯であったと、最後のその瞬間に思えるように、日々を熱い気持ちで生きたいものです。そのためには何が必要か、それは、夢です。夢がない状態で日々を漠然と過ごすことは、羅針盤なくして航海するのと同じです。人生は、不思議と夢しか実現しません。人生に夢があるのではなく、夢が人生を作るのです。大陸より広いものがあります。それは海です。海より広いものがある。それは空だ。空より広いものがある。それは人の心です。その心の栄養源が夢なのです。ですから、夢は大きすぎると言うことはありません。ああなりたい、こうなりたい、ああしたい、こうしたいといった夢にひきよせられ、幸せが何度も、何度でも訪れます。 夢や希望はすなわち目標です。その達成のためにこの先、例え苦労と思えることがあってもそれは苦労ではなく単なる経験です。それ以前に、楽な仕事というものは仕事ではありません。人生、悪い天気の日などありません。色んな天気の日があるだけです。(中略)

どんなに悲しい涙でも、いつかは、かわくときがくる。神様は、乗り越えられない苦労など提供しません。人間は、努力するから迷うものです。今日、この瞬間が人生です。努力を放棄して、今に良くなるといった根拠の無い自信は禁物です。求める気持ちを持たなければ、何でも喜ぶ気持ちになれるはずです。例えば、高い山に登れば登るほど、清い水が飲めるものです。つらい、苦しいことがあっても、人生は楽になったら下り坂。つらいときが上り坂です。やってだめならもっとやりましょう。明るさと貪欲さを縦糸に、感謝の気持ちと謙虚さを横 糸に、一生懸命を織り上げて参りましょう。


(株)システムコンストラクション
http://www.sys-con.jp/
代表取締役
財団法人日本規格協会品質審査員
清野秀道
 
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