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心のコップ (2008/9/24)

女子社員と男子社員の教育や管理方法は基本的に違う。けっして性差別発言をしているのではない。夫婦喧嘩を思い起こして欲しい。10年前20年前の事をさも昨日のことのように繰り返し話するのが女性の特徴。もっとも古い話を持ち出さないまでも、男女問わず最近は突然のブチキレ人間が増えている。

ある女性が言った。「心の中には誰もコップを持っている、特に女性のコップは小さめで、毎日少しずつ水がたまっていって、ある日一適の水で一気にあふれ出す」中々言えてます。

昨今は男性のコップも小さくなって、すぐにあふれ出しブチキレ状態になる男が増えた。器量、度量が大きいと昔から男の懐の深さを評してきたが、最近の人間はコップが小さくなった。許す心、負けた人を思いやる心、これが大切と思う。

先日、日本海海戦の映画を見た。東郷平八郎がバルチック艦隊を破り勝利した後、敗軍の提督を見舞うシーン。そして、ラストシーンがすごかった。東郷平八郎は下向きに少し腰を前かがみにして人目を避けるように歩いていた。ナレーションは「戦争の本当の怖さを知る。勝っても700人の兵を失った責任を知る、さらにその先を知る。東郷元帥の謙虚さが現れている」と。


この記事は「News ASNA(アスナ)」より抜粋したものです。
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側近の心得 (2008/9/17)

側近中の側近は誰か。黒田官兵衛を誰もが押すであろう。秀吉の天下取りのために陰で働いた官兵衛。信長が本能寺に散った時、号泣する秀吉が我に返ったとき間髪を入れず「ご運が開けましたな、天下をお取りなさいませ」と言ったそうだ。その気になった秀吉は毛利と和睦し、あの有名な中国大返しをするや、天王山、山崎で明智光秀を打ち天下を手中に収めたのである。

晩年秀吉は、次の天下人は官兵衛だろうと、その実力に恐れをなしていたという。それを聞いた官兵衛はすぐさま隠居を決め、自らの心を水に例えて如水と改名し黒田如水を名乗ったのである。参謀として右に出るものなしの官兵衛でも、秀吉没後の関が原の合戦では大いなる読み違えをしている。長期戦になると読んでいた。ところが実際には半日で決着がついた。もし長引いていたなら官兵衛が天下人になった可能性もあったそうだ。

しかし、側近は常に二番手を良しとし黒子に徹する。決して色気を出さぬこと。これが側近の心得である。


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経営の要諦は現場にあり (2008/9/10)

地場主力建設会社の社長が語った。「私の日曜日の日課は、普段すぐに行けない現場を見て回ることです。もちろん家族も一緒の時が多いのですが・・」と。

施工中の現場が、きちんと整理されているか?施工場所の近所に迷惑をかけていないか?などを点検するのだそうだ。市内近郊については、日常確認できるが、遠方になるとそうもいかないため、自ら日曜日に出かけるとか。

また、こうも断言した。「私どもの仕事は、施主さんのご希望どおりに工事を仕上げ、喜んでいただければ、これ以上ありがたいことはない。感謝されることもある」と。

「3Kと言われることもあるが、これほど素晴らしい仕事はない」とも。背伸びせず、体質を強化していくことこそが、重要なことであるとも力説する。

経営者が、現場のことを知らずして管理はできないし、それこそ『利は現場にあり』という至言を見逃すことにもなるのだろう。

とにもかくにも、不況中の不況業種と言われる建設業界にあってこの社長から、少しも後ろ向きな言葉もでてこなかった。久しぶりに、すがすがしい気分になった。


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都市鉱山 (2008/9/3)

 ご存知の通り、我が国は資源国家ではない。すべての資源は海外からの輸入に頼っている。膨大な資源を輸入、それを加工し付加価値の高い商品にして輸出する。もちろん国内で消費される商品も大量生産される。特にIT化の波に乗り生産される大量の携帯電話やパソコンは商品サイクルスピードが異常に速く、スクラップアンドビルドが繰り返される。消費者もそれに慣らされている。そのスクラップとなったIT機器が注目を集めている。

 この産業廃棄物、実はお宝の山、IT機器の基盤に使用される希少金属(レアメタル)が注目を集めているのだ。金・銀・鉛・インジウムなどが含まれている。大都市から排出されるスクラップIT機器の集積する所が都市鉱山である。これを資源とみなすと世界一の資源国家といえるそうだ。この都市鉱山の採掘技術、つまり、いかに効率よくレアメタルを抽出するか、この技術は日本が一番進んでいるといわれており、早急にプラント化して欲しい。

 どこかの国に売ったりすると、公害というとんでもないお釣りが海や空を伝ってやってくることになる。


この記事は「News ASNA(アスナ)」より抜粋したものです。
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