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大雪 (2008/2/29)

 2月13日、小倉の町に大雪が降った。早朝から降り出した雪は午前中降り続いた。空はどんよりと薄暗いのに積もった雪が反射する光でオフィスの中が何時もより明るく感じる。地上を見下ろすといつもと景色が違う。一面の銀世界だ。じっと眺めていると嫌なことがスーッと消えて行く。汚いもの、偽り、醜さなど嫌なものすべてを雪は覆いつくしてくれる。雪の白さって本当に心が洗われるような気がします。それにつけても何故って言いたくなるほど昨年から嫌な事件が続きます。人間は本来純粋なものだと私は思います。いや信じたい。人を殺める人も、だます人も生まれた赤ちゃんの時は何の汚れもなかったはずです。

 心も体も雪のように真っ白だったのです。それが世間というしがらみの中を泳いでいくうちに少しずつ汚れて行くのです。私も汚れきっているでしょう。汚れているからこそ純白の雪を見ると感激し感動し心が洗われるのでしょう。キリスト教徒ではありませんが、神父様に懺悔をする映画のシーンのように、時には自分の汚れを見つめ悔い改めることも必要かなと感じた小倉の大雪でした。


この記事は「News ASNA(アスナ)」より抜粋したものです。
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オマハの賢人 (2008/2/20)

 アメリカ中部ネブラスカ州最大の都市オマハ。アメリカ有数の農業地であるオマハにその賢人は住むという。その賢人とは「ウォーレン・バフェット氏」06年度世界長者番付であのマイクロソフトのビルゲイツが1位、2位に入ったのがオマハの賢人と称され、世界最強の投資家ウォーレン・バフェット氏である。このオマハに全米から大物経営者達がバフェット氏にアドバイスをもらうためやってくるそうだ。なぜここまで注目するのか、その理由は株主に利益を出し続ける投資先の選択や投資方法、また株主と企業のあるべき姿を徹底させるバフェット氏の姿勢を評価しているのだ。

 その姿勢とは?(1)長期的視野に立って市場の評価と実際の資産の幅があって割安と感じられる企業銘柄。(2)経営者の姿勢が株主側に向いているかどうか。この二点を重視しているのだ。どれだけウォールストリートが踊っていてもそれには決して乗らず「暴騰でわいた市場は市場ではない」と売買を控えるそうだ。そのオマハの賢人ウォーレン・バフェット氏は「わからないものには投資しない」この姿勢を貫いているそうだ。聞いた事もないような投資会社の話に乗って損をするのは当たり前なのである。


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誰のため? (2008/2/13)

 今回の揮発油税などの暫定税率に絡む一連のゴタゴタや、中国から輸入された加工食品の問題、さらには昨年から大きな問題をはらんでいた「建築確認申請改正による歪み」などが、景気後退局面と相俟って一段と混迷の度合いを強めている。

 それらの問題噴出に当たっては、それぞれの関係者は一応もっともらしいコメントを発表しているようだが、一体『誰のために』施策を講じているのか?本質的に何処に問題の根源があるのか?といったことを真剣に考えているのだろうか?暫定はあくまでも暫定であり、その時は根拠があったはずだし、もし、暫定では機能しないのであれば、固定の方向で検討すべきであろう。それよりもなによりも、今年の3月末で期限切れとなることは、すでに分かっていたことではないか。それなのに、なぜ今頃なのか?ということが最大の問題である。

 政権は「生活者優先」という。当たり前ではないか。これまではそうではなかったというのか。情けない。それもこれも、全てが『誰のためなのか』ということを真摯に受け止めていないことの勘違いがなせる業ではないだろうか。


この記事は「News ASNA(アスナ)」より抜粋したものです。
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知足 (2008/2/6)

現代の日本人は「知足」の意味を知らずに大人に成ってしまったようで、まるで飽くなき欲望に取り憑かれているかのように見える。所謂「欲をかく」状態とでも言うのだろうか。とても老子の言葉にある「足るを知る者は富む」の意味を理解しているとは思えない。社会は何もかもが揃っており、金さえあれば手に入れる事が可能である。人間の欲望は際限なく広がるものだ。欲は更に深まることになる。先日、産経新聞で作家の曽野綾子さんが「どこまで恵まれれば気が済む」と、コメントを載せていた。その中において今の日本人の精神状態を「引き算人生」と言い表していたのは実に言い得て妙であった。人間は最初から完全だと思い込むと、いざ躓いた時に引き算を始め、精神的な落ち込みが始まる・・・ということだろう。これはまさに「知足」を知らないからである。心の満足度の基準は各人の精神レベルによって変ってくるものだ。物欲の強い人の心の満足は、キリがないのかもしれない。精神的な満足度を高めるためには、幼少のころからの躾・道徳教育による心の教育が一番だと思うのだが・・・。


この記事は「News ASNA(アスナ)」より抜粋したものです。
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